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お金がないのでタダでアルバムを出す方法を考える

   

昨日は心臓の検診に行き病気が進行していることに少しの悲しみを覚えながら眠りにつき、「こんにゃくゼリーの万引きで逮捕されて親が泣き崩れる」という絶望的な夢を見た。目覚めてから少し泣いた。

表題の通り、アルバムを出したいけどいま死ぬほどお金がないのでタダでアルバムを出す方法を考える。(俺は副業禁止の身分なのでバイトができない)

お金とは信用

コストをかけずにアルバムを出すためには、基本的には「出資してもらう」ことが必要になる。そしてお金を集める能力は自分の信用の高さと直結している(超重要)ので、信用と人脈のある人ほどお金が集まってくる。逆に言えば「金の切れ目が縁の切れ目」ってことですね。

何にそんなにお金がかかるのか

俺はフィジカル(CDとかアナログとか)のリリースには全く興味がないのでプレス費用は基本的には不要で、配信をかけるだけならtunecoreに5000円払えば済む。じゃあアルバム出すのになんでそんなに金が必要なのかという話になるわけですが、実際のところ音楽の鳴りを市販のクオリティまで引き上げるにはちゃんとしたプロのサウンドエンジニアによるマスタリングが必須となる。欲を言えばミキシングもやってもらいたい。プロの仕事かどうかなんていうのは自分の曲と市販の曲をクラブで爆音で鳴らせば1秒もかからずに判明することで、「あーこいつ作品に金かけてねーな」となる。俺は耳が悪くてマスタリングの才能がゼロだということが既に判明しているのでマスタリングの外注は必須になるわけだけど、アルバム13曲のミキシング+マスタリングをちゃんとしたところに外注すると普通に俺の今の月給ぐらい必要になる。

自分の商品価値を考える

ファンディングを受けるには当然考えることになるのが「じゃあ今の俺にはいくらの価値があるのか」という話。小規模なクラウドファンディングみたいな形をとってお金を集めようと思うと、考えうるリワードは「アルバムのデジタルデータのダウンロード」「パラデータの提供」「DTMのTipsの提供」「機材のコンサルティング」とかいくらでもあるんだけど、それ以上に考えているのが利益の全額を配当として分配するってことなんですよね。そもそも一般的なクラウドファンディングってファンディングっていう割に「他の人より早く割安で試作品が買える」とか「サインがもらえる」ぐらいしか投資側に利益がないんですよ。それって実質的にはクラウドファンディングなんて所詮はただのマーケティング+前払いのプラットフォームでしかないということの証明になってしまってあんま面白くないじゃないですか。

じゃあ仮にアルバムの制作費用を抜いた純利益を全額配当として分配することを考えると(というか制作費用は投資でまかなっていて俺は利益を取らないので売上1円目から全部配当になる)、俺はアルバムが出せて嬉しいし、なにより出資者側もアルバムの売上が自分の利益に直結することになるから宣伝を頑張ってくれるんじゃないかっていうのがひとつ考えているところなんですよね。当然俺に利益は出ないけど名前は売れるし信用にはなるから将来的な収益性は高まるっていう部分も狙えるのかもしれない。少し取り分がほしいなら自分の欲しい取り分だけ損益分岐点をあげればいい。しかし自分の取り分なんか増やす必要はないんですよ。別にこれで食ってくわけじゃないんだから利益なんかいらなくて、もっと大事なのはそれがお金で買えない他人の人的ネットワークに乗っかるための費用に回るっていう部分だと思うんですね。安い表現をするならソーシャル時代みたいな話だと思う。

んー、試してみたい気もするなあ。なんかもちろん自分の信用とか実力が金銭的な形で明確に数値化されるからめちゃくちゃ怖いし何より「商品投資に係る事業の規制に関する法律」あたりに引っかかるような気がするから安易にはやれないけど。


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