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「iPhoneについてる機能なんて過去にほとんど全部日本のスマホで実装されていたのに見向きもされなかった」とか言う人たち

   

俺はどうせiPhone Xもなんだかんだ文句言いながら買うんだろうなとだらだら思いを馳せていたら、twitterで「iPhoneについてる機能なんて過去にほとんど全部日本のガラケーで実装されていて見向きもされなかったのに、それをAppleが採用した途端に騒ぎ立てる林檎信者は馬鹿」みたいな主張が何回か形を変えてTLを流れてくる。

ここに首突っ込むのあんまよくない気がするけど、まあ書くかね。

そもそもの話をすると、これは一部でよく言われることとして、Appleは言うほどテック企業ではない。というのも「最新の技術を誰よりも早く実用化してすごいことをやろうとする」という意味でのテック企業たるのはGoogle(とかSamsung)あたりで、新しいものを作って「こんな新しいものを作りましたー!」って言う。しかしAppleはそれとは違って、どちらかというと既存の技術必要なタイミングで掘り出してきて必要な機能に応用することで既存の製品群より良いものを作り出そうとするだけなんですよ。それでも切っても切れない企業イメージとして先進性革新性がくっついてくるから、結果として「全く新しい製品を市場に送り出すやばいテック企業」みたいな色がついてるんだよ。

たとえば使った人にしか理解できない激ヤバ機能ことTaptic Engineだって元にしている基礎技術は結構古いものだし、必要な機能ができたからそれを今さら掘り出して製品に組み込んだだけ。本体の薄型化にあたって来るところまで来た感が出たときに初めてすごさがわかる。まあ「今までのMacBookと同じようにクリックさせたいけどトラックパッドは故障が多いし薄型化の障壁にもなるから押したような気がするだけの感じにしよう」ってなる思考もそれはそれでやばいのだけれど。同様に革新的なデバイスとか言われるiPod以前にも携帯型音楽プレーヤーは存在していたし、iPhone自体もその他のスマートフォンより後に出てきたもの。後発で市場に参入してきて毎度毎度これだけ注目を集められるっていうのははっきりいってすごいことじゃないですかね。逆にみなさん、デザインとかユーザエクスペリエンスとかその辺の重要性ないがしろにしすぎなんじゃないですか。

そんななかで、twitter見てると結構な数「iPhoneについてる機能なんて過去にほとんど全部日本のガラケーで実装されてたのに見向きもされなかったし林檎信者は死ね」みたいな意見が回ってくる。

いやいや…

だからこそ日本企業の弱い部分(マーケティング)とか、Appleが積み上げてきたブランド力とか、そういう部分の強さを再認識しなきゃダメなんじゃないんですか???

日本人の国民性として大衆が欧米の製品大好きって日本企業として一番よくわかってるでしょ。

たとえば日本でプロテインっていうと今はSAVASとかウィダーっていうイメージが強いと思うけど、これらはいずれも明治製菓と森永製菓っていうれっきとした日本企業が持ってるブランドなんだよね。でもそれは一見さんにはほとんどわからなくて、SAVASあたりの欧米っぽくてスタイリッシュでかっこいいパッケージングに惹かれてブランドに組み込まれていくわけじゃん。これが森永製菓のお菓子と同じようなポップでかわいらしいパッケージに森永製菓って書いてあったらどう思うよ?中身が同じでも印象は全然違うでしょ。「製菓企業」っていう何ならちょっと子供っぽいイメージすら持たれがちな企業がうまいことブランディングして運営してるわけ。いいもの(=商品として機能的)だから売れるなんて思ってる人がまだこんなに存在していることにびっくりするわ。

あとこれは蛇足だけど、スマホ・タブレット・パソコンを全部Appleで揃えた時の利便性は結構エグいです。身の回りのデバイスのOS同士がネイティブに連携する便利さは慣れるまで使わないとわからんと思う。Apple Watchは現状使ってないけどPebbleが壊れそうなので年内には乗り換えると思う。
エコシステムっていうのはそういう”生活に組み込む”ということに他ならないし、単一の製品でどうこうできることではない。(我が家は白物家電が全てPanasonicなんだけど、残念ながら現状でパナにエコシステム感はない)


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