シカゴ日記(1)

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アメリカは寒い/雨/雪などの理由(もしくはなんの理由もなし)でフードを被ってても怪しい人だと思われないのでとても居心地がいいです。たびたび言ってるけど、名古屋という街ははみ出し者に大変厳しい。

シカゴの街並み

シカゴはアメリカ第三の都市として確かに大きいんだけど、なにぶんこれまで散々遊んだのがNYとLAだったのであんま感動はしなかった。シカゴにいて思ったのは、正直予想よりは遥かにアジア人が少ない。LAとかNYなんてアホみたいにアジア人いたんだけど。

治安でいうと、Forever21にいた時に俺の目の前で黒人女性が万引きでセキュリティに連行されていった。しかも開き直ってセキュリティの兄ちゃんとめちゃくちゃ喧嘩していた。前情報通りなので別に気にはしない。シカゴはゲットーなのだ。

人種の話

そしてやっぱ年配の人ほど「なんだこのきったねえわけのわからないアジア人は」みたいな目で見てくる確率が高いなと感じた。これは自身の観察に基づく素直な感想なのでそれ以上の意味は持たない。しかしながら「それ何をしでかすかわからないやばいやつ相手にしか見せねーやつだろ」と思うような表情でたまに見られていることもある。ただこれはアジア人だからというより俺個人の風体の問題のような気もする。歩き方が変なのはもう治せないのでそんな嫌そうな目で見てくれるなよ。悲しくなるだろ。

一方で若い人には「あーまたこういう感じのアジア人か」みたいな感じで見られており、多くの場合に気にも留められていない。そう、この類(ヒップホップかぶれ系)のアジア人は大抵わけはわからないものの、基本的に気にせずほかっとけば勝手に楽しんで帰って行くのであまり害はないのだ。特に服屋ではわけわかんない金づるが来たと思われているのか会話が弾むので楽しい。

人種とかそういう点でいうと、やはり本当の聖域は大学だけなのだ。Northwestern Universityの学内に入った瞬間に俺は全てを赦された。もはやラウンジで裸足で座禅組んだままMacBookでコーディングしてても写真も撮られないのだ。やはり大学は自由だ。

そして真に問題なのは暴力的な事案が発生したときだ。俺は基本的にひとりで好き勝手に遊び歩くので、スーパーや地下鉄などで「Get the fuck out, Asian(Chineseなどバリエーションあり)!」などの言葉は度々かけられている(見た目で攻撃されることは幼少期からたびたびあるのでダメージはあまりない)。途中にふらっと入った古着屋で横幅が俺の3倍ぐらいある白人女性に道端のゲロを見るような目で見られたけど、それはその店が完全に女性物しか扱ってないことを知らずにふらっと入った俺も悪いわけで、まあ仕方ないといえば仕方ない。だとしても人権を持った他者をそんな目で見ますか?って感じではあるけど。

でもまあ言葉で罵声を浴びせられるぐらいなら別にいいのだ。究極的にはロサンゼルスはサンタモニカの3rd Street Promenadeでクラブ帰りの真夜中になお飲み歩いていたときに、ラップがゴミ未満レベルの現地ラッパー3人に囲まれて$300カツアゲされるという神回もあったんだから。でも個人的にはあれですらも暴力を受けなかっただけマシだった。知り合いは路地裏に引っ張り込まれて銃を向けられたりしてるのだ。何したらそんなことになるんだよ。道端のドラッグディーラー襲って金奪うぐらいしないとそんなこと起きなくねーか。

そういうのを教訓として、街に出るにあたってもう財布は持ち歩かなくなった。基本的には深めのポケットに
・Ventraカード(CTA, Chicago Transit Authority: シカゴの公共交通機関、に乗るための非接触型のプリペイドカード)
・カードケース(クレカ2枚: ライフカード[VISA]と楽天カード[MASTER])
・最低限の現金50ドル
を突っ込んでおくだけ。ケツポケは日本とは比べ物にならないぐらい簡単にすられるので使わない。
もしカツアゲされたらポケットの中の紙幣だけ全部渡してもう持ってないと言い張る。見た目が汚いからまああんま金持ってなくても納得されるんじゃないかというのが今の予想。あとは靴底に非常用の現金を20ドルぐらい。(俺のスニーカーは諸事情<サイズが合わなかった>により底上げのために靴底が2枚入っているので万が一チェックされてもこれもおそらくバレないはず。バレたら嘘ついてたことになるのでもう死を覚悟する)

もしカードケース内のクレカと現金を一手に失ったとしても、20ドルあればシカゴ市内でセブンイレブンとかCVSあたりで非常用の物資を買った上でCTAを乗り継いで帰ってもお釣りがくる。もしくはスマホさえあればUberで行き先の説明もなしに家の前まで送ってもらえる。そう、スマホもカードも現金も根こそぎ失い保険会社の連絡先もわからない状態からがゲットーライフの本番なのだ。

ていうか

シカゴに来て一番ショックだったのは、しばらく使っていなかったせいで英語がまた全然できなくなってたことですね。喋れるんだけど全く聞き取れなくて、こんなに聞き取れなくなってるもんかな。とにかくだいぶ恥ずかしい思いをした。

英語に関しては、数年前にLAの空港から国内線でNYに向かうにあたり、UnitedのBaggage Dropでヒスパニック系と思しき女性に担当してもらった時に、相手のいうことが本当にあまりにも何一つとして全く聞き取れなさすぎて、「たぶんスペイン語で話してんだろう、俺が並ぶところを間違えたんだな」と勝手に思い込んで「すいませんけど英語で話してもらえませんか?」とカマしてブチギレさせるという神回があった。それ以降1年ぐらい必死で英語をやってきたのだけど、久々にアメリカに来たらまた前と同じくらいスキルが下がっていた。ショックでならない。

Airbnbの滞在先のレビューとかはまた次にやります。



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