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遺伝子異常は異常なのかという話

   

26歳も半分が終わったところですが、最近また少し時間があったおかげで1日30分ぐらいは毎日死について考えてしまっている。

最近「遺伝子の並びが違うことは病気なのか?」っていうことをずっと考えてたんだけど、それに関連した話を見つけたので書く。
そもそも遺伝子配列の違いに起因する病っていろいろあって、僕の持つマルファン症候群もそうだけど、もっと人数が多いものとして色覚異常とかも該当するんだよね。特定の色が区別できないのかな。んでその色覚異常に関して「遺伝子の並びが他と違うことによって発現しただけの個人の特性にすぎず決して『異常』ではない」つってめちゃくちゃ怒ってる人がいたわけです。

遺伝子配列が他と違うとはいっても、そもそもすべての人間について遺伝子配列は確率的に違うわけで、そういった意味では確かに遺伝子配列の違いが個人の特性として人類の多様性を担保する一要素なのは疑いようもない。しかし一方で、「じゃあ遺伝子配列の変化に起因する特性で社会生活が困難になっている」という事実まで単なる個人差で済ませてもいいのかといえばそれは違う。「社会生活を送ることが困難な状態」をもってそれを他の集団と異なるという意味での「異常」と表現するのはそんなに間違ったことではないんじゃないか。無駄に呼び方にこだわるのは、ある意味で一時期話題になっていた「”障害者”っていう漢字には”害”という文字が入っている!!障害者を害虫扱いするな!!」っていう馬鹿みたいな主張とまるで大差がない。むしろ一般的には「社会生活を送るにあたり(大なり小なり)支障をきたしている状態」を表すのは”障害”の方だけど、色覚異常っていう名前に怒る人は名前が色覚障害に変わろうが怒るんでしょうね。「これは障害じゃない!」なんていうのは逆に障害者に失礼なんじゃないかと思うんだけどね。

ちなみに英語でも遺伝子異常はgenetic anomalyって書いてあって、まあ、遺伝子の並びが「普通じゃない」っていう表記でした。(そもそも日本語でも遺伝子異常とかって呼んでるしね)

まあとりあえず、遺伝子異常に起因して発現するアレコレについて全部まとめて「病気じゃない、異常じゃない、障害じゃない」とかいうのはやめてほしいですな。俺の病気とかまで異常じゃないって話になるとこっちは日常生活に支障をきたしているので困るんですよね。ていうか俺レベルまでできないことが増えまくると「一般的にできることができない」っていう事実はそんなに恥ずべきことではなくなるんだけどね。その代わりお前らにできないけど俺にできることも意外と多かったりするしね。へへ。


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