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KOMPLETE、なめてました。という話

   

珍しくKOMPLETEの話。

もともとビート作るにあたって、Ableton Live Suiteには色々とソフトシンセが付属(Analog, Collision, Electric, Operator, Sampler, Tension, Simpler, Impulse, Drum Rack)している上にサンプルパック(Retro Synths, Breakbeat by Kutmasta Kurt, Vinyl Classics etc)も豊富なので、まあソフトシンセの音ネタなんてこれで十分だろうと思ってたんですよ。打ち込みメインでやるわけじゃないし、実際のところ上ネタにかぶせるものとしてもAbletonのElectric、Simpler、Operatorあたりのエンジンでほぼ完結していました。
特に名機Fender RhodesのモデリングとおぼしきAbleton Electricに収録されているRoads(名前のなんとも言えないパチモノ感まで含め好き)と、ハーモニー抽出した時にデフォルトで出てくるGrand Pianoが普通に気に入っていて、そればっか使ってたんですよ。Roadsはパラメータ調整して出る独特のピロピロ感が特に気に入っていたし、Grand Pianoはうまく調整すると割とそれっぽいピアノの音が出て悪くなかった。

そんな感じで私は最近とにかくグランドピアノの音とエレピの音に凝っていたわけです。なんか類似で専門のソフトシンセでも買おうかなと思い始めるぐらいに。しかしですね、TRAKTORのアップデートのためにNative Accessを開いた時に、一緒にKOMPLETE 11 SELECT(Native Instrumentsが気まぐれにプレゼントしてくれるソフトシンセ集)が出てきたので内容物をぼーっとみていたところ、Vintage Organsって書いてあって、あれ?なんか良さそうじゃね?っていう。Vintage OrgansはこれまたNative InstrumentsのソフトウェアサンプラーであるKONTAKTで読み込んで使う音源集ですが、私は「KOMPLETE 11 SELECTに入ってる音なんて世界中のクリエーターが作った寄せ集めの音ネタ集だろ」ぐらいにしか思っていなかったのでMASCHINEユーザ7年やってもほとんど使ってこなかったんですよ。Massiveだけは使ってたけど。

が、使ってみたらこれがめちゃくそよくてビビった。VINTAGE ORGANSにこれほど多様なオルガン音源が入っていたのは完全に想定外だった。

ちょっと作ってみたサンプル

これは
・メインのループ
サンプリングした上でピッチとBPM変えて砕いてループとしての体裁を整える
Abletonのフィルターディレイ(フィルターのかけ具合変えながらPAN振って鳴らすマルチディレイ)でそれっぽい感じに

・グランドピアノ
作ったメインのループからハーモニーを抽出して鳴らすべき音を探索してソフトシンセでピアノのループを作成。
実はグランドピアノはAbletonとKONTAKTの2つ呼び出していて、それぞれ左右にちょっとPAN振って鳴らしています。

・ベースライン
ベースはHip Hop Sub Bassをそのまま。

・HOOKのオルガン
VIntage Organs呼んでちょっとパラメータいじった

・ドラムビート
前回は全部Abletonのプリセットのみでしたが、今回は全部自分で集めた音ネタをいくつかレイヤーしていて、さらに上からWAVES V-COMPを乗せたのでかなり野太い音に仕上がった。


 - DTM , ,

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