夢から醒めて

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家の加入必須の光回線が死ぬほど遅くて家庭生活にまるで人権がない。

ありがたいことに普段は文明社会(そこには”人間”しか存在していない)で仕事をさせていただいているので、毎日とても楽しく充実した生活を送っているし、この環境にたどり着くための何もかもを与えてくれた方々には本当に感謝している。死にかけて入院していたあの頃には、まさか将来こんな風に素晴らしい日々を送れるとは本当に思っていなかった。

しかし、文明社会から一歩外に出た途端この広い世界には色んなやつがいて、しかもそれで酔っ払ってたりした日にはそこにいるのは人とも猿ともつかない魑魅魍魎だったりする。

見た目で直接的に思いっきり嘲笑されることはもう長らくなかったので、俺も人間になれたのかなと内心で少し安心していたのかもしれない。しかしそれは文明社会に籠っているからに過ぎなかったのだ。そういう意味でも本当に久々に”この感じ”を掘り起こされて色んなことを思い出してしまった。昔はいくらでもあったことだ。東京に来てどれだけイキっていようがカーストからは抜け出せないのだ。

でもまあ「本当のことを言われ笑われて傷つくのは自分がまだかっこつけてるからだ」というの、これは芸人、確かバナナマンの設楽さんとかがよく言ってることだけど、結局のところそれも紛れもない事実なわけで。
そういうわけのわからない猿どもに見つからないよう等身大の身のこなし方を身につけて日陰で大人しくしてるか、もしくは完全に振り切ってぶっ飛ぶか、結局俺にはそのどちらかしか残されていないのだ。いや、俺自身としては振り切っていたつもりだったんだけどね。いかんせん久々だったから適応機制が追いつかなかった。最近はちょっと人間ぶってたからな。普通に人間をやろうとして突然こうなるのではやはり身がもたないし、そういう意味では昔の俺は全くもってよく我慢してた方だと思う。

いやしかし、人間の自尊心というのはこんなにも脆いのか。
そして(多かれ少なかれ、)最低限の自尊心がないとやはり人は自分を維持できないものなのか。
そういうの無くしてもやっていけると思ってたんだけどなあ。

ただ、俺自身も猿だったので多分こういうことは他人にも無自覚にやってるんだろうと思う。残念ながら思い当たる節もある。そういうダメな自分が浮かんできては申し訳なさが募るばかり。

それにしても先日はあの音楽を作っておいて本当によかった。
まさか俺が自分で歌っていることを、このミュージックビデオを撮った浅草で、俺自身がやられるとは思っていなかった。何の変哲もない楽しい時間にこうも突然刃が向かってくるんだから社会というのは本当に恐ろしいところだと思う。まぎれもなく自分のためにも、作ってよかった。

今日は嫌な夢を見そうだ。



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3件のコメント


  1. 初めまして、愛知県に住む者です。(30代女性)
    2ヶ月前から耳が飛行機に乗った時のように詰まり、1日に何度も何度も耳抜きをして辛い日々を過ごしています。
    一度耳鼻科で診てもらいましたが、聞こえも鼓膜の圧?も問題なしでした。先生は耳抜きして、抜けるなら問題ないと仰ってましたが、結構辛いです。
    自分の声が響いたり、耳鳴り、難聴、めまいはありません。ただ、耳が詰まるだけです。
    頭を下に向けると治ります。
    ネットで調べていてここへたどり着きました。

    じゅんさんの体型に関する病気とおそらく同じ病気を息子が生まれつき持っています。
    循環器で名市大病院に通っています。
    私はその病気を持っていないので、耳管開放症とは関係無いのですが、親近感が湧いてしまいコメントしました。
    ご迷惑でしたら申し訳ありません。

    耳管開放症も、生まれ持った病気の事も、もしよければ情報交換していただけたら嬉しいです。

    返信

    1. コメントありがとうございます。
      伺ったコメントだけですと耳が詰まる(=飛行機に乗って耳が痛い直前)のは耳管開放ではなく逆の耳管狭窄ではないかなという気がしますが、詳しくはお医者様にご相談されるといいかと思います。耳管開放症は耳抜きしたら抜けっぱなしで元に戻らないようなちょっと不思議な感覚で、多くの方は耳抜きは絶対にやりたくないと思われるんじゃないかなあ…とは思います。

      また、お子様がマルファン症候群かも、ということですね。大変かもしれませんが、どうか色々と支えてあげてください。私がまさにそうですが、医療も発達してマルファンでも普通に生活できる社会がやってきています。本当に喜ばしいことです。お子様は私よりずっとお若いでしょうし、きっともっと素晴らしい環境で過ごせると思いますよ。

      また何かあればご相談ください。結構な量のコメントをいただくので、もしかすると見落としてしまうかもしれません、その時はすみませんが何回かご連絡ください。

      返信

      1. お返事ありがとうございます。
        私のは耳管開放症ではなく狭窄症なんですね…。こんな病気があるなんて、今まで知りませんでした。
        小さい頃から何度も中耳炎になっていたので、耳が弱いのかもしれません。もう一度耳鼻科に行ってみます。

        じゅんさん、やはりマルファン症候群なんですね。私の息子は詳しくはロイス・ディーツ症候群といって、少し前までマルファン2型と呼ばれていたものです。症状はほぼ同じで、遺伝子検査によって確定しています。
        マルファンの患者会にも入っています。
        マルファンの方で、海外に行かれたりご活躍されてる方がいらっしゃって嬉しい限りです。

        返信

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