店員で憂さ晴らしするのをやめろ

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明け方のコインランドリーで仕事をするとめちゃくちゃ作業が捗るというライフハックを得た。時間制約やっぱ大事だな。

俺はアキバのヨドバシで冷蔵庫を買い、配送手配をテーブルで待っていた。他にちょうどいいものがなくて仕方なく大嫌いなSHARP製品を買ってしまい大変残念な気持ちではあった。

いや、まあね、確かに感触として、「あー結構待たせるなー」っていう感じではあるんだよ。そりゃこれだけの客(見渡す限り果てない数の人間が俺と同じものを待っていた)の配送伝票を作ってんだから裏はパニックだろうよ。現に完成した俺の伝票も色々と間違っていて、ついには値段まで1割ぐらい高くて笑ってしまった。

そしてね、俺の隣のテーブルで同じように配送伝票を待っているであろうおっさんがね、店員に平謝りさせてるわけ。「大ッ変お待たせいたしました…!!!」「ねえ、いくらなんでも待たせすぎなんじゃないの?何してんのおたくは。」とかやってるわけ。

こういうおっさん含め、金持ってるけど出さないのかそもそも持ってないくせに金持ちみたいなツラしてんのかは知らないけど、所詮は量販店ごときで偉そうにしてる小金持ちみたいなおっさんたちって、なんでそんなにダサいことができるのか不思議でしょうがないんだよね。小綺麗な格好してるくせにマトモなのは見た目だけなのだろうかという疑問が拭いきれない。

そもそもの話として、何かのミスとか被害に対してその相手を謝らせることにはもちろん再発防止とかっていう意味合いも含まれるだろうけど、はっきりいってその大部分は純然たる自分の気持ちとしての憂さ晴らしでしかないじゃん。「俺様が嫌な気分にさせられたんだからお前にも嫌な気持ちになってもらわなきゃ割りに合わない」っていう魂胆が見え見えだし、つまるところやろうがやらなかろうが結果にはなんら影響を及ぼさない無駄な作業なんですよ。しかも周りからは馬鹿な客認定されて笑われてんだから本当に誰も得しない。こんな風に横でニヤニヤ見てたガキにブログで書き散らされるんだぜ。

もちろん、その客1人に販売員を1人x1時間あてるだけで10万ぐらいの利益でも出るなら別だけど、薄利多売の量販店ごときで偉そうなツラしてるおっさん方の応対なんて「はいすいませんはいはーいすいませんでしたはーーーい」ぐらいでいいんじゃねーのかなと思ってしまう。待つのが嫌なら自力で説明読んで比較してネットで買えって話だよ。俺は店頭でサイズ感を確認してからそのままヨドバシアプリで買おうと思ってたのに、いざ来店したら店頭だけタイムセールで1割引になってたから泣く泣く待ってるんだよ。

まあ、これに関してはあえて店頭に客が集中するシステムを作ってるヨドバシも悪くて、どうせ配送伝票作るところが混雑してボトルネックになるんだから、店頭で見てそのまま商品のQRコードからGoogleのFDL(Firebase Direct Link)あたりのディープリンクを通してアプリ上の該当商品のページから即座に注文できるようにするとかすべきなんじゃないかね?
そうすればどの店の店頭でなにを検討した結果どれを購入したのかっていうプロセスまでデータとして取れるし、さらには配送とか決済のオペレーションも全部客側がやってくれるんだから楽じゃん。んで俺みたいに店頭で話聞いて商品をアップグレードするような客にも対応できるんだから、来店とECをうまくいいとこ取りした購買体験につながると思うんだけどね。このやり方はオタレコの店頭オペレーションに近い。

話を謝罪に戻すと、こういう話をするとよく「客である以前に人間なんだから大した金を払わなくたってちゃんと謝罪はされるべき」とか言う人がいるんだけど、ぶっちゃけそれは間違ってるんですね。というのも客が人間なら店員も人間なのであって、人権を持つひと様にそんな無様なことをさせてるお前自身がまず人間として終わっているという証左にしかならないんですね。自分は他人に謝るけど他人からの謝罪はさらっと許してやれ。本当に憂さ晴らしではない損害を被ってしまい我慢できないなら訴訟すればいいのであって謝罪なんていうものには根本的にあまり意味がない。

そもそも再発防止っていう点で見ても、平均への回帰って意味ではこういう「怒ったら次回はうまくいく」という考え自体が究極的には無意味でしかないというのは悲しい(しかし笑える)現実だと思う。あらゆることはうまくいくときもあればうまくいかないときもあるわけで、上司に怒られるのは常に「たまたま一番うまくいかなかった時」である。つまりその次の回にその失敗よりもっとうまくいかないなんてことは滅多になく、つまり上司が怒ったことでうまくいったと思っている事象は実際には怒らなくてもうまくいくはずなんですね。
そう考えると、怒りをぶつければうまくいくと思い込んで部下を詰めてる上司は実は憂さ晴らししてるだけのただの馬鹿であるということがわかり最高の気分になる。詳しくは統計学の名著『たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する』を参照いただくといい。)

ちなみにもうすぐわたしの音楽が出ます。

Coming soon…

らにび (Lunniebeats, Ellen.B)さん(@lunniebeats)がシェアした投稿 –



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