シェアリングエコノミー(個人間取引)を使いまくってみた感想など

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俺はあんまりシェアリングエコノミーという表現は好きではないのだけど、とにかく個人間経済が活性化している。これはひとえにマッチングサービスの高度化・細分化によるところが大きい。いろんな分野で需要者と供給者がスマホで簡単にマッチングできるようになったことでシェア経済が効率的に実現できるようになった。
今回は2月からの東京都墨田区への引っ越しに際して、とにかく個人間取引を活用しまくった記録。



1 anycaでミニバンのレンタル

まず車の調達には、先日もDeNAの稼ぎ頭として話題になっていたカーシェアリングのマッチングサービスAnycaを使った。いろいろ検討したけど、結果として3,000円/日+保険料という破格な金額で年季の入ったミニバンを借りた。ちょうどこの週末は使う予定がないらしく、まさに休眠資産の活用といったところ。
貸主も「これもう古いからちょっとぐらい傷つけてもいいよw」みたいなワイルドなノリの人だった。まあそういう甘い言葉に甘えると後でトラブってロクなことにならないので細心の注意は払うけど。

車の調達にあたっては、もちろん通常のレンタカー会社で借りて往路だけ荷物乗せてって東京で乗り捨てるOR借りっぱなしで乗って帰るっていう選択肢もあるにはあるんだけど、乗り捨てると結構な手数料とか帰りの交通費で出費がかさむし、一方で借りっぱなしだとしても3000円/日にはどう頑張っても勝てない。たとえばレンタカー会社を使うぶん東京でTimes駐車場の利用料金がかなり安くなるとかなら話は変わってくるんだけど。


2 akippaで駐車場のレンタル

次にやったことといえば、休眠している駐車場をシェアできるサービスakippaを使って、1,000円/日で駐車場を4日間ぶっ通しでレンタルする手配。
とはいえ、うちの近隣(墨田区本所)はスカイツリーまで徒歩10分という観光客には微妙すぎるロケーションなので、そもそも近隣には観光客向けの安い駐車場が結構あって助かったけど。

駐車場の休眠ってどういう状況なのかなと考えてみたんだけど、たとえばアパートで入居者が駐車場の契約をしなかったから継続的に空いてるとか、月極駐車場が余ってるから短期間だけでも埋めたいとか、住宅で週末に車が出払ってる間だけ貸し出すとか、そういう用途なんだろうね。いずれにしても休眠資産の有効活用であることには変わりないのでいいんじゃないですかね。

3 ジモティで家具の調達

そしてさらに「地元の掲示板ジモティ」のCMでおなじみジモティにて、近隣住宅から不要な家具をいただいた。具体的には格安でロフトベッドを譲っていただいた。定価18,000円が5,000円、傷とかはあまり気にしない方なので普通にお得だった。あまりにも広告が多いことに加えて、メルカリと異なり既に他のユーザと取引中の場合にもそれが一切表示されないので問い合わせの返信率がすこぶる低いこと以外はまあまあよかったかな。まあその2つが致命的なんだけど。ステータスぐらい変更できるようにした方がいいんじゃねーか。

4 その他細やかなものをメルカリで

あとはメルカリでこまごましたものを。送ってもらっても大して送料がかからないことを原則として、相手の信用の高さと商品の品質に関係がなさそうな小物を中心に(これは俺が基本的にメルカリの取引者を全く信用していないため)。

この4点だけでもう正規料金より10万円以上のコスト減となったので大変良かった。
まあこの人たちたぶん確定申告してねーんだろうなとは思ったけど。個人的にはマイナンバー申告制にして源泉徴収してくれるのが一番楽だと思うんですけどね。

個人間取引経済の話
これからこういう個人間取引のマッチング産業はもっとニッチな領域まで伸びてくるんだろうね。もちろん車なんかはその最たるもので、自分の世帯で使わない時間なら(事故とか起こされない限りは)他人に貸した方がいいし、駐車場なんて車以上に休眠がもったいない資産ですよ。

まあこういうシェアリングエコノミーの旗揚げたるAirbnbは、結局のところ規制がかかって残念ながら東京都では登録制+週末のみみたいな終わってる形態になってしまったけどね。そういうことすると中国人の白タクみたいに結局ブラックマーケットに落ちていくだけなんだから、規制はゆるく見張るのが一番だと思うんだけどねー。Uberもどうなることやら。
何よりAirbnbでシェアハウス入るよりも、最近はゲストハウスがかなり活発化してきてるんですよね。だから変に民泊を使うより安い上に環境もいいっていう場合(たとえば共用のラウンジスペースが綺麗で作業しやすいとか)もかなりある。東京なら浅草のBUNKA HOSTEL TOKYOとかかな。ベッドルームが男女共用かつ外国人ばっかりっていう点に抵抗がなければ、浅草から歩いてすぐの立地で綺麗で安くてサービスもよかった。



シェアリングとはちょっと違う(というより人間自体のシェアって感じがする)けど、DMM okanみたいないわゆる家事の外注サービスも活発化してきている。空き時間に他人の家事でお金が稼げるサービスって、主婦としての経験がそのまま専門性の高さに直結するという点で素晴らしいと思う。

これでいいんじゃね?
「とにかく車も何もかも全部シェアで安く済ませる」ことを目的に今回やってみたけど、金のない若いやつには全然これでいいってやつは山ほどいると思う。ただしそれは安易な「脱・所有」みたいな意識高いおっさんがいいそうなこととか「若者は金がないから」みたいな安易な考えというよりは、こだわり・関心のない対象(代表的なのはやはり自動車)に対しては必要な時だけ機能的に活用できればそれでいい、という人が増えてるんだと思う。俺自身も高い車に乗るのがかっこいいとは思ってないし、車でステータスを表そうとすること自体がそもそもおっさん臭いというか、そういう考えになっている節がある。
でもそういう人でも自分のこだわりの強いところに対してはもう馬鹿みたいに金かけてたりしてるんだから(俺でいえば音楽とか)、言っちゃえば自分の嗜好に沿って出費バランスが最適化されてるに過ぎないわけで、世代とともに価値観が移り変わるのは当然のことですよ。

情報の選択と自由度の問題
高度に情報社会が実現してきたことによって、いろんなことが変わり始めてるなという印象がある。つまり選択肢の莫大な増加に伴ってとにかく二極化が進んでいる。情報社会を謳歌できるタイプ(自分で自由に情報を収集・整理することで、必要なものを機能的かつ低コストに実現したり、多様でニッチな趣味を見つけられる人たち、簡単に言えば特定分野のオタク)と、一方で自分で情報を仕入れることのできないタイプ(選択肢が多すぎてどれを選べばいいかわからず立ちすくむ人たち)。自分で情報を仕入れること(もっと言うと本当に重要なのは得られた情報を比較検討すること)ができないと、最適な手段を選ぶことができず色んなところでいちいち損をすることになる。すると、調べて適宜自力で学べば済むような非常に簡単な情報でも人に教えを請うことになる。たとえばYahoo知恵袋で「緊急!!!東京駅から新宿駅までの行き方!!!」のような馬鹿みたいな質問をする人たちというのは割といて、調べられない(というか知恵袋で質問することを「ネットで調べる」と考えている節さえある)人たちというのが事実存在するのをたまに観測する。すごいことだと思う。

わかりやすいモデルケースの存在しない(というかそこから外れてもまあまあ自由に生きていける)時代にあっては、自分で情報を収集できるタイプじゃないとダメなのだ。シェアリングで自分の能力を他でも活かすことというのはある種素晴らしい社会貢献だし、そうでなくとも資源の有効活用になるし、それを副業がどうのというくだらないアレで制限するのは正直どうかなと思ってしまう。あとはちゃんと納税さえされれば完璧ですよ。

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