うずまき2017 powered by Jun-Systems

耳管開放症, SAS, 統計解析, 人工知能, プログラミングそれに思考

*

TeX + Beamerで小塚ゴシックExtra Lightを使う

   

スライドのデザインを関数化して一カ所変えるだけで全部変わるようにするにはどうすばいいかと考えた結果TeX+beamerを導入したわけですが、以下は基本フォントに小塚ゴシックEL(Extra Light)を、見出しなどに小塚ゴシックMediumを使えるようにするまでの道のりです。

小塚ゴシックを使えるようにすること自体は
日本語フォントのセットアップ
OTF パッケージ | Tex Wiki
あたりでご説明いただいているのですが、ウェイト(重さ:フォントの太さetc)を変えるのにどうすればいいのか最初わからなかったので試行錯誤しました。

たどり着いた結果としては、要は「マップファイル上で通常のウェイトのはずのところにELを指定」することで、TeXはRegularを使っていると思ってるけど実際に読んでいるファイルはExtra Lightにさせる、みたいなことを実現させただけです。
本当は全ウェイト読んで\bfseriesみたいに\elseriesみたいな感じで設定書いて好きに変えられるようにすべきだったんだけどそこまで手が回らなかった。

フォントファイルを用意する

今回小塚ゴシック自体はAdobe Acrobatからの転用ですが、ライセンスあたりの議論はこの辺りのお話を参考にご自身でご判断ください。

まずは
/usr/local/texlive/texmf-local/fonts
内にopentype/public/kozuka/とフォルダを作り、使いたい小塚のフォントファイル自体のある場所からのシンボリックリンクを貼る。(僕の場合はAcrobat側のフォントの場所が見つからなかったので直接システムのフォントディレクトリを参照したので/Library/Fonts/から)

cd /usr/local/texlive/texmf-local/fonts/opentype/public/kozuka/
sudo ln -fs /Library/Fonts/KozGo*.otf ./

マップファイルの準備

今回は既存の設定を上書きしたりしたくない(してもすぐ戻せるようにしたい)ので、デフォルトとは別で設定ファイルを作ってそれを読ませます。
私の作ったkozuka_originalを貼っておきます。適当に保存して使ってください。
解凍して
/usr/local/texlive/texmf-local/fonts/map/dvipdfmx/FAMILY/
にでも入れてもらえばよいです。

フォントとマップの設置ができたらターミナルから

sudo mktexlsr

を叩いてファイルの更新を読み込ませる。
不要だと思ったら別にいいんですけどsudoかけないと一部ファイルの更新ができない場合があった。

現状の設定の確認

ターミナルで

kanji-config-updmap status

で現状の埋め込みの確認をする。何も触っていなければ
CURRENT family : ipa
あたりになっているはず。

ここで

kanji-config-updmap kozuka_original

を叩くことで、今回準備したファイルが読み込まれ、埋め込み設定が変わる。
もし途中で
platex-kozuka_original.map not-found
あたりのエラーが出たらmapファイルの配置がおかしいか、もしくはちゃんとmktexlsrが通ってない。

この状態で再度

kanji-config-updmap status

を叩くとこのように

埋め込みのデフォルトでkozuka_originalを使うように設定できる。
戻したい場合には同様に

kanji-config-updmap-sys ipa

を叩くだけです。

TeXファイル内

ファイル内では
\usepackage{pxchfon}
\renewcommand{\familydefault}{\sfdefault}
\usefonttheme{professionalfonts}
\renewcommand{\kanjifamilydefault}{\gtdefault}
あたりの設定だけしておけば、あとは普通に打ち込めば小塚ELになるし、\bfかければ小塚Mになる。


 - TeX , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

関連記事はありませんでした