トランセンデンスに見る未来のIT社会像とそのリスク

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そう遠くない未来にもう一度本編を見直してからガッツリ追記します。
 

トランセンデンス(Transcendence)

trans
宣伝文句は…
 
人類の未来のため、意識をもったスーパーコンピューターを研究開発している科学者ウィルは、反テクノロジーを掲げる過激派組織の凶弾に倒れるが、妻のエヴリンによってウィルの脳はスーパーコンピューターにアップロードされる。消滅するはずだったウィルの意識はコンピューターの中で生き続け、やがてネットワークの力によって地球上のあらゆる知識を手に入れ、予想もしない進化を始める。
 
去年結構話題にものぼったワードとしてシンギュラリティなんて言葉がありますが、そのあたりをテーマにした映画ですね。
分野的に好きな話なのに加えて、ダークナイト、インセプションなどのクリストファー・ノーランの作品ともあって公開開始直後に観に行きました。最初は「まあこんなもんかなあ」と思っていたんですが、他の人がボロクソに叩いているレビューを読んで改めて考え直してみたところ書きたいことがたくさん出てきたので書いております。
 

7 トランセンデンス所感

映画トランセンデンス、結構ボロクソに言われてますね。確かに、映画としてみるとまあなんというか「おうおうおう、そんな非現実的な話になるのかよw」というような展開なのは間違いないと思います。ただ、純粋に「想像力豊かな人によるテクノロジーの未来に関する空想」を見て自分の考えを膨らませたい、と思って観に行くと、テックの話としては結構面白かった部分も多かったというのがぼくの中での印象です。
 
ナノロボットによる人体のハック
Yahooの映画レビューか何かで最後のゾンビ的な展開は噴飯モノ、みたいなレビューがあってなるほどなあと思ったんですが、ただ、あれって別に実現不可能なわけじゃないような気もするんですよね。
 
テクノロジーで実現できる社会なんていうのは、いつの時代もそれが実用化されるほんの少し前までは夢物語のようなもので、スマホだって10年前の13歳の頃の自分にとって、当時の小学校に置いてあったパソコンよりも高性能なコンピュータを個人がみんな持ち歩く時代になるとはとても思えませんでした。そしてそもそも技術的に無理だと思っていました。
映画自体の「行き過ぎたテクノロジー」という煽り文句からしても、体内をコントロールするナノロボットの危険性(=コンピュータウィルスが人体に害を及ぼす未来)みたいなものを提示されたこと自体には、個人的には「なるほどねー」と思いました。
 
IoT(Internet of Things:モノのインターネット)がずっと話題になっていますが、たとえばGoogleが開発した自動運転の乗用車が一般に浸透したとすると、当然そこにはAndroid系列のOSが搭載されて、スマホとリンクするような形になるんだと思います。すると、Androidは悪意のあるアプリケーションなんていうのはゴロゴロ転がっているので、クラックされたスマホを車と接続した途端に車が誤作動を起こすような危険性は十分に考えられると思います。

 
 


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