ブロックチェーン勉強会に潜り込んだので思うところを羅列

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ハイパーアンチ仮想通貨エヴァンジェリストとしてブロックチェーン勉強会に潜り込んだ。感想などは書かずにひたすら俺の思うところを書き散らす。

まず、ブロックチェーン自体は構造としては確かに美しい。

仮想通貨とはいえ、マイニングの維持に結局民間での大規模なインフラ投資が必要。
つまり本質的には資産としての金銀の算出にかかる投資が大規模に必要なのと大差ないかもしれない。

情報が価値を持つというのは確かに正しいが、実際のところ仮想通貨が持つ情報としての文字列それ自体に価値を見出している人などいない。海に転がる石ころに同じ形のものはひとつとして存在せず全てが一意な存在だが、その稀少生のみをもって価値とすることは可能だろうか?

ICOは仮想通貨を用いた将来のキャッシュフローに対する割引現在価値

ブロックチェーンは処理が遅い
処理速度が遅いので、無料送金はできるが時間がかかるし処理としての優先度を上げようとすると銀行の方が安くあがったりする
・現状でクレジットカードのトランザクションサーバの能力には全く勝てない
 VISAでは4000~6000tps (transaction per second)だがブロックチェーンは多くても2000tps
 これが少額決済まで含めた諸般の全決済に適用された場合に記帳処理が追いつくとは思えない
・そして現実社会では所有情報の10分単位の管理では遅すぎるし、ゼロ認証処理みたいなものを使った場合ほとんど全ての処理がゼロ認証になるのでそれはそれで意味あるか?という感じではある。

ブロックチェーンでは情報の管理、検索生が高い
→IBMでは物流関連のブロックチェーンで情報を管理
 ブロックチェーンには情報の時系列での管理能力の高さから、検索性という点では優位性
→ブロックチェーンは検索が早いってよく言われるけどこれ本当なのかな。誰か普通のリレーショナルデータベース(RDB)とブロックチェーンでの格納されている情報量の規模による検索時間の比較とかやってくれんもんかな。もうあるのかな。

診療情報のブロックチェーン化
よく言われるがブロックチェーンである必要があるか本当に疑問
確かに診療情報、処方内容、結果の再診までが時系列で体系的に管理できたら医療費の削減のための実態把握にはかなり有効だろうなという気はする。ただ、ブロックチェーンの導入とか以前に、情報を共有するためのインフラの整備自体が日本の(特に地方の)医療機関ではそもそも難しい。ここから地方の医療施設でどんどん人が足りなくなっていく中でブロックチェーンに情報をコミットできるような人材が豊富に排出されるとは到底思えず、手法以前の問題。
っていうか情報の規模が大きすぎるし普通にRDB+マイナンバーで紐づけたほうがいいんじゃねーの?

ブロックチェーンの何が気持ち悪いかというと、技術先行でなんとか応用先を見つけようとしている感じ
→既存の技術にブロックチェーンを被せても大してメリットのないところが多い
 特に階層性のあるデータへの適用なんかはブロックチェーンの構造として適していない

情報の信頼性が高い???
ブロックチェーンの改ざんは既に発生している
・モナコインへのSelfish Miningの発生。
 小規模なブロックチェーンには計算能力の暴力による乗っ取りリスク。

日本銀行券のブロックチェーン化
中央銀行と民間銀行だけがマイニングしてネットワークを維持するプライベートなブロックチェーンを構築して日本銀行券をブロックチェーン化するとしたら?
→構築されるブロックチェーンの規模(=経済の規模)に対しての分散の規模(=マイニングに参入するプレーヤーの規模)が小さすぎる
 マイニングへの投資がインフラに過ぎず大したメリットが見出せない民間の各銀行にとって、マイニングのコストを減らす力が働きそうな気がする。みんなが退出したいけどルールで退出できないような市場が健全に回るとは思えない。

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